天野 翔のうた日記

俳句はユーモアを基本に自然の機微を、短歌は宇宙の不思議と生命の哀しさを詠いたい。

2022-03-13から1日間の記事一覧

わが歌集からー花(8/10)

遠目には冬枯れの村下曽我は近づくほどに梅咲けり見ゆ 目白きてデジタルカメラの視野に入る熱海桜の爛漫の中 はくれんの花ちる池の底ひには濁れる色のうごめくが見ゆ ちる花の桜の下に並べたりこけしや根付、グラスのたぐひ 観山の押印見ゆる掛軸は三すぢ垂…