天野 翔のうた日記

俳句はユーモアを基本に自然の機微を、短歌は宇宙の不思議と生命の哀しさを詠いたい。

2022-04-02から1日間の記事一覧

わが句集からー春(10/21)

平成十四年 人垣の箱根駅伝湖の風 年迎ふ鎌倉街道西の道 あらたまの御賦算右の手のひらに 初湯浴ぶ不況の巳我和利不動尊 獅子舞の後からおかめ踊かな 初御空振ればいななく午土鈴 静かなる宴なりけり梅の花 花つみて春の入日を送りけり 山越えて地に吹きつく…