天野 翔のうた日記

俳句はユーモアを基本に自然の機微を、短歌は宇宙の不思議と生命の哀しさを詠いたい。

2022-04-12から1日間の記事一覧

わが句集からー春(20/21)

平成二十八年 菜の花や路傍に夢のあるごとく 江ノ電や七里ケ浜に風光る 鎌倉や春日をこばむ牢格子 犬猫の慰霊碑かこみ梅真白 うららかや束子供養の小天神 春雪のかがやく富士を目の当たり かたくりの花にはらばふ山路かな ひき当てし大吉むすぶ柳かな 倒壊の…