天野 翔のうた日記

俳句はユーモアを基本に自然の機微を、短歌は宇宙の不思議と生命の哀しさを詠いたい。

2022-04-19から1日間の記事一覧

わが句集からー夏(5/ 14)

平成十一年 「沢桔梗」 孔雀啼き七面鳥の和せり夏 薬師寺の塔千年の雲雀かな 雀来て鸚鵡と話す立夏かな 初夏の風摩文仁の丘を徘徊(たもとほ)る 読みとれる文字なき石碑青嵐 泡盛に焼霜造り初鰹 ほのかなる日焼や乳首そむき合ふ エリザベス・サンダース・ホー…