天野 翔のうた日記

俳句はユーモアを基本に自然の機微を、短歌は宇宙の不思議と生命の哀しさを詠いたい。

2022-04-22から1日間の記事一覧

わが句集からー夏(8/14 )

平成十六年 「雪螢」 目白来て寒緋桜にぶら下がる 英文の絵馬も掛かれり楠若葉 草なびく十国峠青嵐 護摩行の声に抗ふ青嵐 わたつみの水面傾く青嵐 竹の子の皮の脂や谷戸の風 桐の花かなたに青き武道館 もじやもじやとなんじやもんじやの花盛り 谷戸若葉僧一…