天野 翔のうた日記

俳句はユーモアを基本に自然の機微を、短歌は宇宙の不思議と生命の哀しさを詠いたい。

2022-04-28から1日間の記事一覧

わが句集からー夏(14/14)

平成三十年 「円位堂」 近況のメモ添へてある新茶かな 見るほどに蕾ふくらむアマリリス いただきし新茶に今日を始めんと バスを待つ人影いくつ木下闇 梅雨明けの前触れなるかつむじ風 バス待つや右手にメロンぶら下げて 青天の西につらなる雲の峰 うな重をう…