平成二十九年 「古希の春」 鳩来り積める落葉を掻きちらす 他愛無き言葉に笑ふ七五三 小春日や大黒天を撫でまはす 街路樹の落葉みつめて人を待つ 裏山に土牢二つ笹子鳴く 銭洗ふ師走の水や弁財天 冬枯れのけやきの根方鋏塚 大寒や熱きご飯に生たまご 寒風に…
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