天野 翔のうた日記

俳句はユーモアを基本に自然の機微を、短歌は宇宙の不思議と生命の哀しさを詠いたい。

2022-09-20から1日間の記事一覧

知覚を詠むー光・闇(2/3)

照る月も雲のよそにぞ行きめぐる花ぞこの世の光なりける 新古今集・藤原俊成 久方の中なる河の鵜かひ舟いかにちぎりてやみを待つらむ 新古今集・藤原定家 光そふ木の間の月におどろけば秋のなかばのさやの中山 新勅撰集・藤原家隆 人の親の心はやみにあらね…