あつき日を幾日も吸ひてつゆ甘く葡萄の熟す深き夏かな 木下利玄 ひげのびし顔涙して寝るかたへ熱き体を汝も並ぶる 近藤芳美 ゆきづまりの空地に来り考えし暑き夕べとのみ記憶せり 岡部桂一郎 ながらふる妻吹く風の寒き夜にわが夫(せ)の君はひとりか寝(ぬ)ら…
引用をストックしました
引用するにはまずログインしてください
引用をストックできませんでした。再度お試しください
限定公開記事のため引用できません。