天野 翔のうた日記

俳句はユーモアを基本に自然の機微を、短歌は宇宙の不思議と生命の哀しさを詠いたい。

2022-10-28から1日間の記事一覧

わが歌集・平成十九年「玉くしげ」

滝おちてくれなゐの橋かかりたり山を彩るもみぢかへるで きよろきよろとあたり見回し羽根ひろぐ衆人環視の池の鵜の鳥 寒川の神に供へよ白豆腐母乳ゆたかに子育てかなふ 色満たぬ紅葉わびしき大山に厄除けせむと投ぐるかはらけ 霜月 八首 透谷の墓のちかくに…