天野 翔のうた日記

俳句はユーモアを基本に自然の機微を、短歌は宇宙の不思議と生命の哀しさを詠いたい。

2022-11-06から1日間の記事一覧

わが歌集・平成二十六年「超新星爆発」

定家卿を訪ふ(五) 八首 尋ね来し水無瀬宮址に碑を探すむぐら茂れる線路の脇に 後鳥羽院、定家ら歌人の集ひける水無瀬の里は電車が通る 正二位にのぼりつめたる喜びを「希代ノ珍事」と明月記にあり 為家の嫁の実家を頼りては国司になるを相談したり 大金を…