天野 翔のうた日記

俳句はユーモアを基本に自然の機微を、短歌は宇宙の不思議と生命の哀しさを詠いたい。

2022-11-13から1日間の記事一覧

わが歌集・令和二年「予兆」

颱風の合間 七首 テーブルに懐中電灯ひとつ置き颱風くるをおびえて待てり バス停のベンチに鳥の糞あればよけて座りぬすずめ啼くとき なまぬるきバスの車内に見はるかす空に予兆の颱風の雲 ランチタイムはライス無料の焼き肉店パート募集ののぼりはためく 灰…