天野 翔のうた日記

俳句はユーモアを基本に自然の機微を、短歌は宇宙の不思議と生命の哀しさを詠いたい。

2022-12-09から1日間の記事一覧

わが句集・平成二十五年「大道芸」

秋まつり大道芸も島に来て 実柘榴に怒りの顔のありにけり ジャンパーの袖に執着ゐのこづち 小吉の御神籤むすぶ紅葉かな 落柿舎の庭ひびかせて鹿威し 懸崖の真白き菊や天守閣 ひこばえや村社にふたつ力石 笹子鳴く道の右藪左藪 しきしまの大和は柿と青空と 掃…