2010-11-17 白粉花 オシロイバナは、オシロイバナ科の多年草で、南米原産。花が美しいので観賞用に栽培されるが、野生化している。江戸時代始め頃に渡来したという。花は夕方開き、芳香がある。このため和名としては夕化粧とも呼ばれる。種子は黒いが、割ると白粉のような胚乳がある。 夕化粧などと呼ばれてゆふべ咲くオシロイバナ罪の匂ひして 福田栄一 散漫にいまだ咲きつづくおしろいの花の蔭、実の鮮しき黒 田谷 鋭 花あまた白粉花は開ききり来向かふ夜のけはひに震ふ 蒔田さくら子