天野 翔のうた日記

俳句はユーモアを基本に自然の機微を、短歌は宇宙の不思議と生命の哀しさを詠いたい。

今年の文芸活動

大船フラワーセンターにて

 大晦日になったので、今年のわが活動(文芸に限る)を総括しておこう。読書にせよ旅行にせよ執筆活動に結び付けたい思いがあるのだが、やり残したところがある。来年につなげたい。


[読書]
  『俳人菅騾馬』長瀬達郎、角川書店
  『震災歌集』長谷川櫂中央公論新社
  『震災句集』長谷川櫂中央公論新社
  『詩の礫』和合亮一徳間書店
  『季語の誕生』宮坂静生、岩波新書
  『飯田蛇笏』石原八束、角川書店
  『うたの人物記』小池 光、角川学芸出版
  『歌集・萬軍』斎藤茂吉、紅書房
  『森鴎外のうた日記』岡井 隆、書肆山田
  『注解する者』岡井隆の詩集、思潮社
  『定家明月記私抄』堀田善衛ちくま学芸文庫
  『芭蕉のうちなる西行』目黒徳衛、角川選書
  『斎藤茂吉選集』(「源 実朝」「加茂真淵」)、岩波書店
  『歌が権力の象徴になるとき』渡邉裕美子、角川叢書
  『花月五百年』塚本邦雄講談社文芸文庫
  『西行百首』塚本邦雄講談社文芸文庫
  コレクション日本歌人選(笠間書院)から
  『塚本邦雄』島内景二
  『柿本人麻呂』高松寿夫
  『紀 貫之』田中 登
  『源 俊頼』高野瀬恵子
  『藤原良経』小山順子
  『藤原定家唐木順三
  『硝子のむかう』紺野裕子、六花書林
  結社誌: 「古志」、「短歌人」、「獅子座」

[旅行]
  小夜の中山、河内・弘川寺、京都(嵯峨野、相国寺、桜井の駅跡、水無瀬)、
  浜松、湯河原 等。

[執筆]
  俳句評論: 「甲斐の谺」、「雪の詩情」
  短歌評論: 「天地は動くか」、「俳句を詞書とする短歌」
  短歌人同人1・月評(半年間6カ月分)
  俳句: 「古志」へ
  短歌: 「短歌人」へ
  ブログ「天野 翔のうた日記」(毎日一年間)


 苦労するのは、やはり様々なことを調べて執筆すること。それだけに完成した時は、充実感がある。短歌人同人1・月評は、半年間続いたので気を使ったが、振り返ってみると自由に自分の鑑賞・批評を展開できて楽しかった。