2014-06-04 すいかづら スイカズラ科の常緑蔓性の木で山野に自生。初夏、筒状の細長い花を開く。球形の実は秋に黒く熟す。干した葉は漢方薬になる。花冠の筒形が蜜を吸う唇に似ていろところからの命名という。漢字では忍冬と表記する。 藪陰のおどろがさえにはひまとひ蕗の葉に散る忍冬の花 長塚 節 すひかづら蒸し暑く咲くまれまれに妻をたづさへ行く 道のべに 佐藤佐太郎 すひかづら歓喜のごとき金銀の花にあふるる日の光あり 石川不二子