天野 翔のうた日記

俳句はユーモアを基本に自然の機微を、短歌は宇宙の不思議と生命の哀しさを詠いたい。

紅葉狩りー吾妻山

閑話休題
 神奈川県湘南地方でもようやく紅葉が見ごろを迎えた。ただ、天候が良くないと見栄えがしない。天気予報では晴れだったのに、当日は雲が多くてがっかりすることもある。二宮町の吾妻山に登った日もあいにくの天気であった。だが紅葉はそれなりに見事で楽しめた。
 吾妻山には、周知のように、弟橘媛命を祀る吾妻神社と木花咲耶姫を祀る浅間神社とがある。両神社は、関東のあちらこちらに在って、神話が共有されていることが分る。
 二宮町の吾妻神社の由来は、境内の説明板に書かれている。(詳細は省略。)

 

  紅葉の林のなかに鎮まれり吾妻神社と浅間神社
  身を投げて神の怒りを鎮めしとふ弟橘媛の笄(こうがい)祀る
  梅沢の地名の由来と言ひ伝ふ弟橘媛命の袖を埋めしと
  「あづまはや」海に沈みし妻を恋ふヤマトタケル足柄峠

 

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吾妻山の紅葉