天野 翔のうた日記

俳句はユーモアを基本に自然の機微を、短歌は宇宙の不思議と生命の哀しさを詠いたい。

Shohei Ohtani(13)

 大谷翔平が2021年7月12日(日本時間13日)、ロッキーズの本拠地、クアーズ・フィールドで行われたホームランダービーに出場。1回戦で対戦したナショナルズのソトに延長戦の末、敗れた。翌日は、リアル二刀流でオールスターゲームに出た。

 MLBのホームランダービーオールスターゲームへの出場は、大谷にとって初めての経験であった。日本人のプロ野球選手がMLBのホームランダービーに出るのは、大谷翔平が初であった。

 このホームランダービーは短時間ながら体力を使うので疲れが激しいことで知られる。大谷は初回戦で延長の末相手のソトに敗退したのだが、休憩途中で「疲れた」を連発していた。

 

  投手と指名打者で選出オールスターゲーム史上初めて

  満塁にバッター大谷三振す投手にもどり投げ続けたり

  翔平の希望に添ひて采配す名監督のジョー・マッドンは 

  イチローと並びて立てばショーヘイの肩幅身長大きが目立つ

  「デートして」「結婚して」のプラカード観客席のそこここに見ゆ

  大谷の実力、マナーの根底に「目標達成シート」ありけり

  通訳の水原さんをキャッチャーに大谷が打つホームランダービー

  「疲れた」と笑顔ながらにくりかへすホームランダービー初戦敗退

  ナ・リーグの投手シャーザーに立ち向かふア・リーグの一番打者は大谷

  大谷のコールあるたび一段と歓声たかきクアーズ・フィールド

  二刀流用のスパイク 大谷のオーダーメイドでアシックスの作

  後半戦二試合目ではヒット無し三試合目にしてホームラン打つ

 

[参考]ホームランダービーオールスターゲームへの後の後半戦が始まると、大谷は不調になった。解説者もファンも大谷の疲労を心配した。ところが、次のように前半戦の好調さが戻ってきて安心した。いずれも日本時間。

 

 7月27日: 大谷が「2番・投手」で投打同時出場し、7回を5安打1失点、無四球、5奪三振で米自己最多の5勝目をあげた。

 7月28日: 「2番・DH」で先発出場し、第3打席で両リーグトップの36号の2ランホームランを放った。

 7月29日: 「2番・DH」でフル出場し、四回に3ランを放ってメジャー最多の本塁打数を37に伸ばした。

 

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         MLBホームランダービー (WEBから)