2022-06-16 沢潟(おもだか) アジアと東ヨーロッパの温帯域から熱帯域に広く分布し、日本でも各地で見られる。水田や湿地、ため池などに自生する。オモダカの語源ははっきりとしていない。ハナグワイ、サンカクグサ、イモグサ、オトゲナシなど多くの別名がある。 参考: 面高の意で、葉面の脈が高く隆起していることによる、との解釈あり。 破れ壺におもだか細く咲きにけり 鬼貫 沢潟に昏れし水面がまた昏れゆく 横山白虹 五月雨に築土(ついぢ)くづれし鳥羽殿(とばどの)のいぬゐの池に おもだかさきぬ 与謝野晶子 沢潟