天野 翔のうた日記

俳句はユーモアを基本に自然の機微を、短歌は宇宙の不思議と生命の哀しさを詠いたい。

2008-11-13から1日間の記事一覧

由比ケ浜(2)

由比ケ浜に流れ込む小さな川がある。稲瀬川という。細々とした流れなのに、万葉集の原文で美奈能瀬河として出てくる由緒ある川なのだ。詠みは次のようになっている。 ま愛しみさ寝に吾は行く鎌倉の美奈の瀬川に 潮満つなむか 鎌倉駅から若宮大路を下り滑川の…