天野 翔のうた日記

俳句はユーモアを基本に自然の機微を、短歌は宇宙の不思議と生命の哀しさを詠いたい。

2005-02-01から1ヶ月間の記事一覧

短歌人・横浜歌会2月

A 題詠「駅」 わらひ声たえぬ喪服のをんなたち鎌倉駅にうつむき降りる 〈岡田〉 *喪服の女達が周囲もはばからず笑っている情景は、読者に先ず異様で不謹慎な 感じを与える。それが葬式があるらしい鎌倉駅にくると饒舌をやめてしおらしく 降りてゆくという…