天野 翔のうた日記

俳句はユーモアを基本に自然の機微を、短歌は宇宙の不思議と生命の哀しさを詠いたい。

2010-03-28から1日間の記事一覧

神武寺の山桜(続)

花は葉と同時に開く。微紅色の5弁花。果実は紫黒色。ソメイヨシノが出てくる(江戸末期)までは、桜の主役であった。吉野山の桜が典型。 あしひきの山桜花日並べて斯く咲きたらばいと恋ひめやも 万葉集・山部赤人 さざなみやしがの都はあれにしを昔ながらの…