天野 翔のうた日記

俳句はユーモアを基本に自然の機微を、短歌は宇宙の不思議と生命の哀しさを詠いたい。

2011-02-12から1日間の記事一覧

鑑賞の文学 ―短歌篇(12)―

伝説や歴史の登場人物を主題にして短歌を詠む試みは、戦後の歌人が挑戦している。例えば、塚本邦雄(「水銀傳説」)、山中智恵子(『虚空日月』)、馬場あき子(「頼朝の秋百首」)など。最近では、水原茜さん(短歌人所属)の歌集『ペルセフォネの帰還』も…