天野 翔のうた日記

俳句はユーモアを基本に自然の機微を、短歌は宇宙の不思議と生命の哀しさを詠いたい。

2011-08-25から1日間の記事一覧

泉(2)

俳句に詠まれた泉を、飯田龍太全句集と長谷川櫂全句集から集めて比較してみよう。 飯田龍太の場合: 鳴る泉未知が高価の青作家 『童眸』 真黒な牛の尻にも跳ぶ泉 『童眸』 顔の辺を深山泉の声とほる 『春の道』 草泉照れば諸木の齢古る 『山の木』 長谷川櫂…