天野 翔のうた日記

俳句はユーモアを基本に自然の機微を、短歌は宇宙の不思議と生命の哀しさを詠いたい。

2015-05-24から1日間の記事一覧

下田の吉田松陰(2/3)

柿崎の弁天島には、歌人の窪田空穂が大正九年秋に訪れ、踏海の壮図を偲び歌を詠んだ。次の五首で、歌集『青水沫』に載っている。「心燃ゆるものありて」の歌は碑になっている。また他の四首は弁天堂の板戸に墨書されている。 柿崎の磯に寄りくる白波の消ゆと…