柿崎の弁天島には、歌人の窪田空穂が大正九年秋に訪れ、踏海の壮図を偲び歌を詠んだ。次の五首で、歌集『青水沫』に載っている。「心燃ゆるものありて」の歌は碑になっている。また他の四首は弁天堂の板戸に墨書されている。 柿崎の磯に寄りくる白波の消ゆと…
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