天野 翔のうた日記

俳句はユーモアを基本に自然の機微を、短歌は宇宙の不思議と生命の哀しさを詠いたい。

2016-07-08から1日間の記事一覧

月のうた(5)

居待月、寝待月、更待月 などは和歌・短歌にはそのままではあまり詠まれていないようだ。もっぱら俳句に多く現れる。 18日目 居待月: 「座って待つ月」 くらがりをともなひ上る居待月 後藤夜半 わが影の築地にひたと居待月 星野立子 蒟蒻に箸がよくゆく居…