西行の歌は、他の情景歌と比べると心情が濃くにじむ。西行の特徴がよく出ている。末尾は神祇歌。よって三笠の山に榊葉を挿し始めたのは神である。 雲にうつる日影の色もうすくなりぬ花の光の夕ばえの空 藤原為顕『玉葉集』 野も山もひとつにしらむ雪の色にう…
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