天野 翔のうた日記

俳句はユーモアを基本に自然の機微を、短歌は宇宙の不思議と生命の哀しさを詠いたい。

2018-03-12から1日間の記事一覧

甲斐の谺(6/13)

(3)座五の特徴的措辞 ところで龍太の場合、蛇笏に比べて座五に「かな」「けり」を使う頻度が少ないことが分かったが、それに代ってよく用いられる措辞があったか、という興味が湧く。筑紫磐井は「・・・の中」が目立ち、他にも「・・・の声」「・・・の音…