天野 翔のうた日記

俳句はユーモアを基本に自然の機微を、短歌は宇宙の不思議と生命の哀しさを詠いたい。

2018-11-21から1日間の記事一覧

匂い・匂うの歌(4/8)

日本で「香」が用いられるようになったのは、仏教伝来の頃という。当初は、主に仏前を浄め、邪気を払う「供香」として用いられ、宗教的な意味合いが強いものだった。平安時代になると、香気を楽しむ「薫物」が貴族の生活の中でさかんに使われるようになった…