天野 翔のうた日記

俳句はユーモアを基本に自然の機微を、短歌は宇宙の不思議と生命の哀しさを詠いたい。

2018-12-11から1日間の記事一覧

忘れる・忘却の歌(2/6)

忘るとは恨みざらなむはしたかのとかへる山の椎はもみぢず 後撰集・読人しらず 皆人の老をわするといふ菊は百年をやる花にぞありける 古今和歌六帖・読人しらず 人よりはわれこそさきに忘れなめつれなきをしも何か頼まん 古今和歌六帖・読人しらず 忘るなよ…