月更(ふけ)て猫も杓子も踊かな 明和七年(55歳)、合作画に蕪村の句 「猫も杓子も」は諺で、「誰も彼も、何もかも、一緒くたに」という喩。踊りに浮かれる人々の形容である。 絵の前書には、「猫は応挙子が戯墨也。しゃくしは蕪村が酔画也」とあり、画は丸…
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