天野 翔のうた日記

俳句はユーモアを基本に自然の機微を、短歌は宇宙の不思議と生命の哀しさを詠いたい。

2019-07-17から1日間の記事一覧

感情を詠むー「恨み」(2/6)

我ならぬ人すみの江の岸に出て難波のかたをうらみつるかな 後撰集・源整*作者の源整について調べたが、詳細不明。歌の意味は、「私ではないが、 住吉の海岸に出て難波の方角に向かって恨み言を言っていたことだ。」となろう。 飛鳥川わが身ひとつの渕瀬ゆゑ…