天野 翔のうた日記

俳句はユーモアを基本に自然の機微を、短歌は宇宙の不思議と生命の哀しさを詠いたい。

2020-12-05から1日間の記事一覧

音楽を詠む(3/3)

プールにはロックながれてゐたりけり身体(じく)のつかれをひたぶるに恋ふ 吉岡生夫 音楽は聞こえざれども三階の窓に拍手をとる少女みゆ 志垣澄幸 *音楽は聞えないが三階の窓に歌っている少女が見えて、周囲の人々が拍手しているのであろう。 音楽のなかをあ…