天野 翔のうた日記

俳句はユーモアを基本に自然の機微を、短歌は宇宙の不思議と生命の哀しさを詠いたい。

2006-01-23から1日間の記事一覧

現代の定家(5)

塚本の短歌には、有名人の忌日を読み込んだ作品が実に多い。有名人の忌日が題詠の素材になったがごとくである。カレンダーにしてその日の事象、感想と組み合わせて詠んだと思われる。 伐つた櫻の腕ほどの幹花交(まじ)へはこびこまれつ 沖田総司忌 *新撰組随…