天野 翔のうた日記

俳句はユーモアを基本に自然の機微を、短歌は宇宙の不思議と生命の哀しさを詠いたい。

2007-11-01から1日間の記事一覧

桐の実

桐はノウゼンカズラ科の落葉高木。その実は熟すると硬くなって二つの殻に割れる。大船玉縄の曹洞宗・龍寶寺の境内で珍しくも見かけた。 桐の実や秩父を雲の出でて行く 神蔵 器 桐の実のからから美濃の娶り唄 上野登み子 風吹かば桐の実鳴るや大伽藍