天野 翔のうた日記

俳句はユーモアを基本に自然の機微を、短歌は宇宙の不思議と生命の哀しさを詠いたい。

2008-12-14から1日間の記事一覧

烏瓜

ウリ科の多年生つる草。円覚寺松嶺院の墓地にはまだ枯れずに残っていた。 此のものもたつた一人の詩を書くか 採る人も 無き朱の烏瓜 斉藤 史 からすうりながき綿毛の白花のそよぎかそけき ところをすぎぬ 上田三四二 さらさらさらつと降るはしぐれか生真面目…