天野 翔のうた日記

俳句はユーモアを基本に自然の機微を、短歌は宇宙の不思議と生命の哀しさを詠いたい。

2009-07-08から1日間の記事一覧

ねじばな

漢字で捩花と書く。ねじれた花序の様子からこの名がつけられた。ラン科の多年草。捩摺(もぢずり)ともいう。 山伏も尼もとほりぬねぢり花 細川加賀 ねぢばなに花見顔なる雀子と憂ひを頒つほど のしづけさ 大田青丘 もぢずりの一茎淡く咲きいでて夏夕ぐれの …