天野 翔のうた日記

俳句はユーモアを基本に自然の機微を、短歌は宇宙の不思議と生命の哀しさを詠いたい。

2010-04-14から1日間の記事一覧

木五倍子

キブシと読む。山地にはえるキブシ科の落葉低木。秋に球形の実が熟す。この実に含まれるタンニンが、黒色染料の五倍子(ぶし)の代用になるところからの命名。 立ちながらわれは衰ふ百千のなんばんきぶし萌ゆるをみれば 馬場あき子