天野 翔のうた日記

俳句はユーモアを基本に自然の機微を、短歌は宇宙の不思議と生命の哀しさを詠いたい。

2010-07-16から1日間の記事一覧

沙羅の木

ツバキ科の落葉高木。インド産の沙羅双樹と間違えられてサラノキ、シャラノキと呼ばれるが、植物名は夏椿である。 命二つ対へば寂し沙羅の花ほつたりと石に落ちて音あり 北原白秋 雨つづくあけくれ沙羅の咲きて散り白冴えざえと土につく花 千代国一 ちぶさよ…