西村尚の歌に出てくる「鰤おこし」は、12〜1月,ブリのとれる時期に鳴る雷のことで、日本海側の地方でいう言葉である。 一輪の朱をのこして実となりし柘榴の闇を雷照らし過ぐ 富小路禎子 雷ながく聞こえてゐしが音もなく風に乱れて雪の降り出づ 樫井礼子 落…
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