天野 翔のうた日記

俳句はユーモアを基本に自然の機微を、短歌は宇宙の不思議と生命の哀しさを詠いたい。

2017-05-18から1日間の記事一覧

現代俳句の笑いー擬人法

擬人法は周知のように、人間以外のものを人間に見立てて表現するレトリックである。比喩の点では、無生物を生き物(特に人間)であるかのように表現する活喩法に対応する。以下の例は一読瞭然であろう。 風鈴はひとり遊べり夜道へ出て おどろいて草を飛びゆ…