天野 翔のうた日記

俳句はユーモアを基本に自然の機微を、短歌は宇宙の不思議と生命の哀しさを詠いたい。

2018-02-06から1日間の記事一覧

山河生動 (3/13)

あをあをと年越す北のうしほかな 『忘音』 北の潮も年を越している、と擬人表現した。自然と一体で年を越すのだ。 山々のはればれねむる深雪かな 『忘音』 山々は深い雪に包まれてしんとしているが、天気晴朗であることが、はればれ眠るという擬人法で身近に…