天野 翔のうた日記

俳句はユーモアを基本に自然の機微を、短歌は宇宙の不思議と生命の哀しさを詠いたい。

2018-02-07から1日間の記事一覧

山河生動 (4/13)

客観写生への反措定の二番目は、喩法である。特に直喩の多用が目立つ。直喩(明喩)は、比喩の中では最も簡単な形式だが、通俗の陳腐さ平凡さが現れる危険があり、よほど注意しなければならない、と初心者は教えられる。龍太はこの危険な方法に果敢に挑戦し…