脱色されてゆく思慕もてばみづうみにしんしんと日があたるがかなし 生方たつゑ 白よもぎいろの夕べの湖にさはやかに脆(もろ)き波がたち合ふ 生方たつゑ みづうみの氷がひびもちて裂くる音をりをりにして春のくる音 生方たつゑ 漁火も消えて夜ふかきみづうみ…
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