天野 翔のうた日記

俳句はユーモアを基本に自然の機微を、短歌は宇宙の不思議と生命の哀しさを詠いたい。

2018-09-10から1日間の記事一覧

月の詩情(12/12)

□逝去(昭和三十七年十月三日) 四男の龍太は、父母の死に際して次の追悼句を詠んだ。いずれも月が 入っている点、印象的である。月の持つ「はるけさ・懐かしさ・ 哀しさ」といった象徴性と浄化作用が現れている。リアリティに 裏打ちされていて身近に感じら…