天野 翔のうた日記

俳句はユーモアを基本に自然の機微を、短歌は宇宙の不思議と生命の哀しさを詠いたい。

2019-04-14から1日間の記事一覧

食う・飲むを詠む(5/6)

出でゆくと飯いそぎ食ふ弟を見れば立ち入りてもの言はざりき 五味保義 雉食へばましてしのばゆ再(ま)た娶りあかあかと冬も半裸のピカソ 塚本邦雄 仕残しの仕事を置きて旅に来つ落ち鮎の身を身に沁みて食う 佐佐木幸綱 君は食う豚足ざりがにゲバラの死金平糖…