天野 翔のうた日記

俳句はユーモアを基本に自然の機微を、短歌は宇宙の不思議と生命の哀しさを詠いたい。

2020-03-01から1日間の記事一覧

北原白秋の新生(3/9)

梁塵秘抄と閑吟集 ここに来て梁塵秘抄を読むときは金色光(こんじきくわう)のさす心地する 人妻・松下俊子との姦通事件で出獄した白秋は、自殺まで思いつめて、三浦三崎の漢学者公田連太郎を頼った。禅宗の信奉者でもある公田は、以前白秋に三崎に遊びにくる…