天野 翔のうた日記

俳句はユーモアを基本に自然の機微を、短歌は宇宙の不思議と生命の哀しさを詠いたい。

2021-05-21から1日間の記事一覧

戦争を詠むー戦い(1/6)

いくさみてやはぎの浦のあればこそ宿をたてつつ人はいるらめ 夫木抄・よみ人しらず *「軍見て矢をはぐ」は、戦いが始まってから矢を作るを意味する。事が始まってから、 あわててその準備にとりかかることのたとえ。 たたかひは見じと目とづる白塔に西日し…