天野 翔のうた日記

俳句はユーモアを基本に自然の機微を、短歌は宇宙の不思議と生命の哀しさを詠いたい。

2005-05-02から1日間の記事一覧

九十九谷

保田雨晴れて鋸山に靄たつと渚かすめて飛ぶ朝つばめ 鹿能山東山魁夷描きし「残照」の九十九谷は朝靄の中 十二時のとき刻を告ぐるや神野寺の鐘の音わたる新緑の森 神野寺の片への藪に傾けり高野素十の親子の墓は ここにもやヤマトタケルを祀りたる白鳥神社ゴ…