天野 翔のうた日記

俳句はユーモアを基本に自然の機微を、短歌は宇宙の不思議と生命の哀しさを詠いたい。

2005-05-07から1日間の記事一覧

ルーブル美術館展

恍惚の身を横たふる裸婦なればベッド離るる少年天使 少女らは〈泉〉の裸婦を正視せず顔あからめて母の手を引く くつろぎて浴女の群るるトルコ風呂古典主義なる白き豊満 女ゆゑ心ゆるせし浴槽の床にころがる血塗れのナイフ アトピーの治療に入れり浴槽の床に…